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ヤマハの研究機関、K's Labが30年前に生み出した多大なる実績。それは1977年の論文の発掘から始まった

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世界最大の楽器メーカー、ヤマハ。その中枢にK’s Lab(ケーズラボ)という研究グループがあるのをご存知ですか?Dr.Kこと国本利文(くにもととしふみ)さんが率いるK’s Labは物理モデルといわれるシステムの研究を30年以上続けてきた世界にも類を見ない最高クラスの研究グループ。ここから、古くはVL1VP1といった楽器、またRIVAGE PM10などの業務用コンソール、身近なところでいえばTHRシリーズという小型ギターアンプなど、さまざまな製品が生み出されてきました。

先日そのK’s Labが豊岡からヤマハ本社内の新社屋、ヤマハ21号館(イノベーションセンター)へ移動し、装いも新たになりました。その際、K’s Labの主要メンバーに、これまでどんな研究・開発に取り組んできたのか、さまざまな角度から話を伺ってみました。なかなか入ることができない、世界最先端の研究所は、これまでどんなことに取り組み、どんな成果を上げてきたのか、月1回ペースの3回の連載でレポートしてみたいと思います。その第1回目となる今回は、K’s Labスタートのキッカケとなった、ある論文の発掘と、それによって作られた楽器という話からスタートしてみましょう。


ヤマハの研究グループ、K’s Labを訪ねてみた

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Source: 藤本健の“DTMステーション

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